人生の分岐点。新たな挑戦。
今までこの道しかないと思って歩いてきた。
教師になって働くという道だ。
小学生の頃からの夢だった。
だから勉強して大学の教育学部に入学した。
教員免許も無事取得し、思い描いた道を歩くことができていた。
あとは教員採用試験に合格するのみだった。
そうすれば10年以上も前から夢見ていた道を歩くことができる。
しかし、ふと思った。
「俺はこの道で本当に良かったのだろうか?」
こう思うようになったきっかけがあった。
自分は大学でダンスサークルに所属しており、目標を持ってダンスを練習していた。
DANCE@LIVEという国内最大級のストリートダンスの大会がある。
目標とは、その大会の大学生限定かつ3on3で行われるRise Sideで結果を残し、本戦の舞台である両国国技館で踊ることであった。
この目標に向けて、大学2年生の頃からサークルの2人を誘ってチームを組み、全力で練習したり勝つための研究をしたりした。
今まで運動神経は普通(だいたいスポーツテストではB)だし、スポーツがあんまり好きじゃなかった。
だから部活動において高い目標を設定したり素晴らしい結果を求めたりすることがなかった。
そして実際結果は微妙だったし、練習も楽しいと思うことは少なかった。
その経験から、大会の結果とかスポーツとかに可能性を感じたことがなかった。
ダンスだけは違った。
初めて楽しいと思えるものだった。
初めて熱中できるものだった。
初めて可能性を感じれるものだった。
だから初めて高い目標を設定し、結果が欲しいと努力した。
しかし、その目標は突如破れてしまう。
4年生になってからチームメイトの1人が他のチームに入ることになり、自分たちのチームが解散することになったからである。
最後の年に、大会に挑戦することすらできなくなってしまった。
虚無感に襲われた。
今までの頑張りが無駄だったと思った。
しかし、同時に気が付くこともあった。
挑戦ができることは幸せなことなんだと。
なぜなら挑戦は誰でもできることではないからだ。
挑戦したいと思えるものがないとできない。
挑戦できる環境(お金や周りのサポートなど)が整っていないとできない。
そしてなにより挑戦は勇気がないとできない。
だから挑戦ができることは幸せなことなのだ。
これらのことに気付くことができた。
そしてこう思った。
「俺はこの道で本当に良かったのだろうか?」
教師になって働くという道はたしかに昔から望んできた。
しかし、これは挑戦的な道であったのだろうか。
自分が本当に心の底から望んだ道なのか。
この疑問を持ち始めてから、新たな道が見え始めた。
挑戦したいことに挑戦する道だ。
具体的な内容としては、今までと違った環境での生活・ずっと苦手だった英語の克服のため、カナダにワーキングホリデーすることである。
他の人にとっては簡単な道なのかもしれない。
しかし、自分にとっては大きな挑戦である。
そして、この道に進むことで自分を成長させ、最終的に教師になったとしてもこの選択をしたことに意味はあると考えた。
どちらの道を選ぶか迷った。
安全な昔から描いていた道か。
どうなるか分からない挑戦の道か。
まさに人生の分岐点だった。
俺は挑戦の道を選び、歩き始めた。
このブログを始めたのも挑戦のうちの1つである。
ブログ内容としては、ワーホリに行くまでの準備や、考えたこと思ったこと、そして実際に現地での生活や経験などについて書いていこうと思う。
ブログをやるのは初めてだが、このブログを通して読者の皆さんになにか良い影響やアドバイスを与えることができれば嬉しいし、自分にとってもアウトプットの機会になるので上手く活用していきたい。
自分と皆さんのより挑戦的で幸せな人生を願います。
これからよろしくお願いします。